明と暗分かれる日本代表。
WBC熱がようやくクールダウンしてきましたが、昨日フットボール日本代表がホームにバーレーンを迎えて最終予選を行いました。
WBCの視聴率は皆さん仕事中の時間帯にも関わらず37%以上だとか。
スポーツの生中継というのは性質上録画して後で見ようという人が少ないはずです。
放送中街を見るとかなりの人が立ち止まって携帯に見入ってました。
仮にワンセグでも視聴率のリサーチが出来ていれば、あのジョホールバルでW杯初出場を決めたサッカー日本代表の試合の視聴率(確か50%超え)を上回ったかもしれません。
一方、昨日のバーレーン戦の視聴率はまだ発表されていませんが、15%前後でしょうか。
アジア地区A組という世界中でも最もぬるい最終予選のグループにいる日本は、なんのドラマもなく、すんなり(ほぼ)最終予選突破を決めてしまいましたが、将来的にみて日本にとってはあまり好ましくないのかもしれません。
これが12年前であれば、号外が出るほどの快挙ですが、すでに見ている側の求めるものが1ランク上にあって、JFA側との温度差をどうしても感じてしまいます。
WBCとFIFAワールドカップでは大会の規模からしてまったくの別物(W杯の参加国は204カ国視聴人数では五輪をも遥かに凌いでいます。一方のWBCは参加16カ国規模にしても1/10に満たない)ですが、それでもWBCの決勝で盛り上がる日本を見て、ワールドカップにおけるブラジルの国民の気持ちが少し分かった気がします。
かつて、アメリカの足元にも及ばなかった日本が2連覇したのは、日本の野球という「工夫」の賜物です。
「コンパクトで精密な野球」とでも言いましょうか。
これは、かつて、スーパープレーヤーが率いる南米のブラジル、アルゼンチンに対抗してヨーロッパ勢が確立してきた「モダンフットボール」「トータルフットボール」に通じるものです。
アメリカ(大陸)のパワー野球に対して、自分達の野球を信じてやってきた日本の確立した「モダンベースボール」「トータルベースボール」です。
よく日本のサッカーを評して「フィジカルが弱い」と言われますが、この「モダンベースボール」に学ぶ事は多分にあるはずです。
簡単な事ではないですが、昨日の試合を見る限り(というか最終予選全般)では岡田監督なりの「工夫」は限界では?と感じてしまいます。
世界一のスポーツですから、当然ヨーロッパのフットボールは日々進化しています。
その加速感から後退感すら感じてしまいます。
ユーロ選手権を観戦して帰ってきた岡田監督は優勝国スペインの「形」をまねているように伺えますが、統制されていない(ツー)ラインコントロール、選手間の連携、決まり事、プレスの緩急などみても本質は別物です(偉そうですが)。
ベースボール代表は素晴らしい躍進ですが、今のフットボール代表はまるで、高速道路を走る車を一般道で追いかけているように思えます。
諸事情はあるのでしょうが、私の生きている間に観られるW杯はあと十数回でしょう。
願わくば生きている間に日本蹴球の躍進も見たいものです。
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